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IWCのオーバーホール 料金の目安や期間と頻度、見積もりの取り方まで全て解説

愛用のIWC(インターナショナル・ウォッチ・カンパニー)を末長く使い続けるためには、オーバーホール(分解掃除)が必要不可欠です。しかし、オーバーホールの必要性について知っていたとしても「なぜ必要なのか」「モデルによってオーバーホール費用は違いうのか」「メーカーと時計修理専門店、どちらに出すのがいいのか」「見積もりを見てからオーバーホールをするかどうか選んでもいいのか」「日頃のお手入れは自分でできるのか」など、オーバーホールやお手入れにまつわる疑問を抱いている方は多いのではないでしょうか。

ここではIWCに必要不可欠なオーバーホールについて、意味や必要といわれている理由、頻度や価格の目安、見積もりの取り方、さらに長持ちさせるためのセルフメンテナンス法まで、詳しくお伝えします。

IWCにオーバーホールが必要な理由・頻度・必要期間

時が経っても変わらぬ価値を。正しく機能させるにはオーバーホールが必要

時計内部に使用されている各部品には、摩耗を防ぐための潤滑油が塗られています。その潤滑油は経年劣化が生じるため、オーバーホールが必要です。

オーバーホールを行わずに放置した場合、ムーブメントに塗布された潤滑油が蒸発や凝固し、油がその役割を果たさなくなることにより、部品同士が傷つけあい、摩耗、傷、破損といったトラブルを引き起こします。その結果、時計の精度に影響を及ぼし、激しい遅れや進み、停止といった不具合が生じます。部品交換することで改善はできますが、放置期間が長いと劣化が進み、不調箇所が増えていきます。修理不可能といった最悪の可能性も考慮すべきです。

オーバーホールは、人で例えるならば「人間ドック」のようなものです。異変が大きくなってから治療するよりも、早期発見で治療を行なえば、治療内容も期間も短く、かつ延命の可能性が高くなります。これは時計も同じであり、「愛用のIWCを末長く使い続けるための定期的なメンテナンス」がオーバーホールの役割なのです。

なお、オーバーホールは機械式時計だけに必要なメンテナンスではありません。機械式、クォーツ式、どちらも精密機械であることに変わりはないので、時計の機能維持のためには行うべきです。

定期メンテナンスの必要性。オーバーホールで分解掃除を

オーバーホール必要性をお伝えしましたが、具体的なイメージが描きにくい方もいらっしゃるかもしれません。弊社の手順を例にご紹介しましょう。

オーバーホールは主に「1.部品の分解」→「2.部品の洗浄」→「3.修理・調整・メンテナンス」→「4.時計の組み上げ」の4つの工程に分けることができます。
専用工具を使用して、パーツを全て分解し、自動洗浄機や超音波洗浄機を使い、汚れた油や手では落とせない細かい汚れも全て落とし、しっかりと乾かします。部品に応じた油を注入しながら組み立てて、精度調整を行います。必要に応じて部品交換や防水試験なども行い、不具合が出ないことが確認できたら完成です。

詳しいオーバーホールの手順につきましては、以下をご参照ください。

>弊社のオーバーホール手順についてはコチラ

オーバーホールはいつ行うの?目安の頻度は3~5年

一般的なオーバーホールの頻度の目安は、機械式時計で3~5年に1度、クォーツ時計で4年に1度です。適切なタイミングは使用状況や頻度によって異なります。目安より早い時期であっても、気になる部分がある場合はオーバーホールを依頼することをおすすめします。

とはいえ、使いたい時に時計がないと困りますよね。IWCのオーバーホールはどれくらいの期間がかかるのでしょうか。どこに依頼するかによってオーバーホールの期間は変わります。

弊社にご依頼いただいた場合、通常のオーバーホールであれば2週間程度での対応が可能です(見積もり期間は除きます)。一方、メーカー依頼時の参考期間は6週間前後のため、およそ1/3のスピードにて対応できます。ただし、時計の状態によってそれ以上かかる場合や、モデルによってメーカーのみの対応となる場合もあります。

IWCのオーバーホール費用をタイプ・仕様ごとに紹介

愛用のIWCはどのモデル?精巧さと個性的な6つのデザイン

愛用しているIWCはどのモデルでしょうか。オーバーホールを行う前に、IWCの歴史について少々紐解いてみましょう。

IWCは、1868年に米国ボストン出身の時計師、フロレンタイン・アリオスト・ジョーンズの手によって創立されました。スイスが誇るクラフトマンシップと米国の近代的なエンジニアリングの融合を目指したのです。
現在まで受け継がれている「シャフハウゼンの優秀な、そして徹底したクラフトマンシップ」という卓越性を追求する精神は、創業当時のままです。
IWCの6つのコレクションは、スイス・シャウハウゼンの地で受け継がれてきた伝統の証ともいえるでしょう。

ポートフィノ(誕生:1984年)

  • ・1950年代のイタリア 港町ポートフィノからインスピレーション
  • ・時代に左右されないクラシカルな優雅さ、シンプルなデザインが特徴

アクアタイマー(誕生:1967年)

  • ・プロフェッショナル向けのダイバーズ・ウォッチ
  • ・1960年代のダイビング人気の高まりを受け開発

インヂュニア(誕生:1955年)

  • ・ドイツ語でエンジニアの意味
  • ・初代は耐磁が特徴だったが、現在はスポーツモデルからラグジュアリーモデルまで幅広く展開

ポルトギーゼ(誕生:1939年)

  • ・IWCで最も歴史が長く、最も人気
  • ・ポルトガル商人のオーダーにより製作
  • ・懐中時計がベースのため、大型のケースが特徴

パイロットウォッチ(誕生:1936年)

  • ・IWCのフラッグシップモデル
  • ・1930年代民間航空を対象製作
  • ・航空計器を想起させるデザインが特徴

ダ・ヴィンチ(誕生:1969年)

  • ・エレガントなフォルムと高度なコンプリケーションが特徴
  • ・初代モデルは初のスイス製クォーツムーブメントを搭載

バンドによって料金が違う?メーカーと時計修理店の費用目安

IWCのメーカー対応は、モデルに加え、バンドによってもオーバーホールの料金が異なります。下記にて、弊社におけるオーバーホール費用と、メーカーに依頼した際の参考価格を一覧表にまとめました。最終価格につきましては現物を拝見した上での判断・お見積となりますが、メーカーに比べ、費用を抑えてご利用できるように設定しております。

ポートフィノ(PORTOFINO)
タイプ・仕様 五十君商店 メーカー依頼
オートマティック・ハンドワインド
<レザーバンド>
¥35,000~ ¥52,000~¥86,000
オートマティック・ハンドワインド
<ステンレスバンド>
¥35,000~ ¥62,000~¥96,000
クロノグラフ
<レザーバンド>
¥40,000~ ¥52,000~¥86,000
クロノグラフ
<ステンレスバンド>
¥40,000~ ¥62,000~¥96,000
アクアタイマー(AQUATIMER)
タイプ・仕様 五十君商店 メーカー依頼
クォーツ
<ラバーバンド>
¥25,000~ ¥62,000~¥96,000
クォーツ
<ステンレスバンド>
¥25,000~ ¥62,000~¥96,000
オートマティック
<ラバーバンド>
¥35,000〜 ¥52,000~¥86,000
オートマティック
<ステンレスバンド>
¥35000~ ¥62,000~¥96,000
クロノグラフ
<ラバーバンド>
¥40,000~ ¥52,000~¥86,000
クロノグラフ
<ステンレスバンド>
¥40,000~ ¥62,000~¥96,000
ポルトギーゼ(PORTUGIESER)
タイプ・仕様 五十君商店 メーカー依頼
クォーツ ¥25,000~ ¥64,000〜¥266,000
オートマティック・ハンドワインド ¥35,000~
クロノグラフ ¥40,000~
インヂュニア(INGENIEUR)
タイプ・仕様 五十君商店 メーカー依頼
クォーツ
<ラバーバンド>
¥25,000~ ¥64,000~¥266,000
クォーツ
<ステンレスバンド>
¥25,000~ ¥74,000~¥158,000
オートマティック
<レザーバンド>
¥35,000~ ¥64,000~¥266,000
オートマティック
<ステンレスバンド>
¥35,000~ ¥74,000~¥158,000
クロノグラフ
<レザーバンド>
¥40,000~ ¥64,000~¥266,000
クロノグラフ
<ステンレスバンド>
¥40,000~ ¥74,000~¥158,000
パイロット・ウォッチ(PILOT'S WATCHES)
タイプ・仕様 五十君商店 メーカー依頼
クォーツ
<ラバーバンド>
¥25,000~ ¥52,000~¥86,000
クォーツ
<ステンレスバンド>
¥25,000~ ¥62,000~¥96,000
オートマティック
<レザーバンド>
¥35,000~ ¥52,000~¥86,000
オートマティック
<ステンレスバンド>
¥35,000~ ¥62,000~¥96,000
クロノグラフ
<レザーバンド>
¥40,000~ ¥52,000~¥86,000
クロノグラフ
<ステンレスバンド>
¥40,000~ ¥62,000~¥96,000
ダ・ヴィンチ(DA VINCI)
タイプ・仕様 五十君商店 メーカー依頼
オートマティック ¥35,000~ ¥74,000~¥148,000

IWC(IWCシャフハウゼン)オーバーホール(分解掃除)料金一覧

IWCのオーバーホールは正規メーカーと時計修理店のどちらに出す?

どこがいいの?メーカー、時計修理店、量販店のメリット・デメリット

オーバーホールは一体どこに依頼すべきか、悩む人も多いでしょう。そこで、オーバーホールの業者別にメリットとデメリットを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

正規メーカー

正規メーカーにオーバーホールを依頼することの一番のメリットは、やはり安心感です。廃盤でない限り、修理に必要な正規部品を使用して修理を行なえます。その一方、費用が高額だったり、アンティークモデルや複雑な機構を使用しているモデルだったりすると、長い期間かかる場合もあります。

時計修理専門店(ネット店舗を含む)

時計修理専門店に依頼するメリットは、正規メーカーに比べ費用を抑えてオーバーホールが行えることです。ただし、技術面に関しては店によって差があることは否定できません。技術力が高い修理専門店を選ぶ時は、「自社内に修理工房があること」「技術指導に熱心であること」といった点がポイントです。
ネット店舗のみの修理専門店は、店の維持管理コストが抑えられるため、価格に還元しているケースもあります。
しかし、対面にて相談できない不安や、郵送時の事故、配送トラブルといったデメリットも挙げられます。

家電量販店

家電量販店にオーバーホールを依頼するメリットは、持ち込む際の利便性です。家の近くや普段の行動範囲の中にあることが多いため、手軽に依頼できます。その一方で家電量販店にいる技術者のレベルが不明瞭のため、不安を感じる人も多いのではないでしょうか。
その問題を解消するには、時計修理専門店の業者が派遣されている量販店を探すとよいでしょう。弊社もまた、ヨドバシカメラやビッグカメラに技術者を派遣しています。家電量販店を利用する際には、技術力に対する不安のないか確認をしてから依頼をしましょう。

修理に納得できるのは?高い技術力がある時計修理店がおすすめ

オーバーホールを依頼する際には、価格、技術力の両面から選択するとよいでしょう。しかし、時計修理専門店であれば、どこでも高い技術力があるというわけではありません。

技術力の見極め方のひとつに、「生産中止の時計や、すでに部品が手に入らない時計であっても修理などが可能かどうか」といったことが挙げられます。

弊社は、10,000本にも及ぶ日本屈指の月間時計修理数を誇る、創業80年以上の歴史ある老舗の時計修理専門店です。さらに専門学校で時計に関する知識を学び、入社後も技術の研鑽に取り組み続ける熟練の職人が在籍しています。
他店で断られた時計の修理経験や、部品調達が難しい時計の対応経験もありますので、生産中止や部品が手に入らない時計の修理もお任せください。

弊社で行ったIWCオーバーホールの一例をご紹介します。

アイダブリューシー ポートフィノ(IWC PORT FINO)
モデル・型番 Ref.IW391010
自動巻き
修理内容 オーバーホール、ケース&ブレス仕上げ、パッキン交換、ヒゲゼンマイ修正、大き目な中留の傷を修復

以下のページでは、IWCのオーバーホール、修理事例を写真付きでご紹介しています。記載がなくても多数対応していますので、まずは一度ご相談ください。

>IWCのオーバーホール・修理事例

ネットでも電話でも可能?無料見積もりの申し込み方

オーバーホールや修理をお考えの際には、まず見積もりを依頼することになります。IWC正規店と弊社の申し込み方法について、ご説明します。

<IWC正規店>

  • ・最寄りのブティックや正規販売店にて直接受付
  • ・電話
  • ・サービスセンターに郵送

<五十君商店>

  • ・電話
  • ・インターネット(全国対応)
  • ・店頭への持ち込み(御徒町本店・新川崎店)

電話およびインターネットで弊社にオーバーホールをお申し込みいただいた場合、送料は無料です。
ただし、オーバーホール中止やコピー品などは、着払いにてのご返却となるため、ご注意ください。

>時計修理のご注文(お時計発送~お受け取り)までの流れ

愛用のIWCを長持ちさせる秘訣は?日頃のメンテナンス

時計を長持ちさせるには?セルフメンテナンスは外側だけ

時計のオーバーホールの期間は、使用状況や頻度によって大きく異なります。オーバーホールが重要であることに変わりはありませんが、長持ちさせるためにはセルフメンテナンスが大切です。ただし、あくまで外側だけにとどめておきましょう。

常に肌に密着している腕時計は、知らず知らずのうちに汗や皮脂で汚れています。マイクロファイバーやセーム革などの乾いたクロスを用意し、腕時計を外した時に拭く癖をつけましょう。

IWCに傷が付いてしまったら?傷を修理する方法

プラスチック製の風防に付いた細かな傷の場合、専用の傷取りクリームを使用し、目立たなくさせることができます。しかし、不適合の研磨剤を選び使用してしまうと、傷が広がるなどのトラブルにもつながりかねません。

大切なIWCに傷を付けてしまった時は、自己判断での修理をするのではなく、時計修理店に依頼しましょう。

IWCのバンド(ベルト)の調整・汚れの取り方・交換のタイミング

革ベルトの場合、固く絞ったタオルを押し当て、汚れをタオルに吸収させましょう。ブレスレットの場合は、乾いたクロスで表裏をこまめに拭きましょう。

一般的な時計の場合、自分でベルトを交換することも可能です。しかし、IWCのベルト交換に関しては繊細な作業が必要となるため、時計修理店に依頼することをおすすめします。ベルトのピン・パイプが取れた、中留が閉まらないといった症状が現れた場合は、交換のタイミングです。

プロがおすすめするお手入れグッズは?IWCのセルフメンテナンス

IWCの外側をセルフメンテナンスするために、さまざまなグッズが販売されています。プロがおすすめするお手入れグッズについてご紹介します。

・HELI 革バンド消臭スプレー

革バンドは、汗や皮脂を吸うと臭いが発生しやすくなります。革バンドの汚れを取り除いた後に、このスプレーを数回して自然乾燥させるだけで、嫌な臭いを抑えることができます。

・時計バンド洗浄5袋とマイクロファイバークロスのセット

HELI製の大人気クロスにシチズン製の時計バンド洗浄液のセットです。メンテナンスのビギナーにおすすめです。

おすすめお手入れグッズは、上記に紹介したアイテムだけではありません。他にもさまざまな自宅できるお手入れグッズについてご紹介しています。以下をご参照ください。

>【腕時計のお手入れ方法】自宅でできるお手入れ&あると便利なおすすめグッズ

前述しましたように、セルフメンテナンスはあくまで外側のお手入れであり、オーバーホールが不要となるわけではありません。機械式時計の場合は3~5年に1度、クォーツ時計の場合は4年に1度のオーバーホールは必須です。

また、以下のような症状が発生した際は、速やかにオーバーホールまたは修理を依頼することをおすすめします。

  • ・遅れが発生する・止まる
  • ・巻き上げても1日しか持たないなど、持続時間が短い
  • ・電池交換をしても動かない
  • ・リューズを回すと重い
  • ・落下による衝撃
  • ・針が回る

弊社は、最新の設備と自社の修理工房を持ち、技術研修・技術指導などを行い、レベルの高い技術者が常駐しています。

創業80年以上の歴史と、日本屈指の月間取扱件数1万以上と長年の実績がある弊社に、ぜひおまかせください。

>オーバーホールのご相談や無料お見積り、お問い合わせはコチラからお気軽にどうぞ!

時計修理・メンテナンスのコラム

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