POINT

懸念点でありました石は内部に入っていました。 天真に油が差さっているのですが、肝心のところに差されていなかったので天真が地板にぶつかっていました。同様に、香箱が地板に対して真っ直ぐに立っておらず、４番車も軸が曲がり、緩急針周りの部品も固定されておらずぶつかっておりました。 分解掃除は、油がずれた処に溜まってしまっていて役に立っていない場所が有ったりしたので、全てパーツを外し、一度洗浄して油を落とし綺麗にした上で、パーツを組み上げて行く作業になりました。 4番車は、小針が付く車になりますが、これの心棒が曲がっていましたので、これをを真っ直ぐにしました。 また、香箱真は、合わせて加工したモノと思われますが、上下間のアガキが全く無く、ギチギチに入っていましたので調整しました。　 ヒゲ棒が固定されていなく、ヒゲゼンマイの稼働を阻害していましたので調整させていただきました。

BEFORE / AFTER