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時計修理・
メンテナンスのコラム

大切な腕時計の傷を修理して輝きを取り戻す方法

愛着のある腕時計ならば、長く使っているとどうしても傷がついてしまうものです。このような傷を修理して、再び美しい輝きをよみがえらせたいと思いませんか?ここでは、そんな時計の傷の修復方法について取り上げていきます。

大切な時計を美しくよみがえらせたい!時計の傷を消す方法

思い入れのある時計に傷がついてしまった時は?時計を研磨しよう

大切なものだからこそ、時計が傷つくと悲しいものです。ただし、傷ついたからといって諦める必要はありません。時計の傷の中には、修理に出すことによって直すことができるものもあります。状態によっても多少異なりますが、新品のような美しさに近づけることができます。

時計の修理方法にはいくつか種類がありますが、大別すると以下の2つに分けられます。

1)パフ研磨

ダイヤモンドなどが入った研磨剤や、スライム状の液を専用の布に付けて磨いていき、傷をなくしていく修理方法です。
傷の状態にもよりますが、バフ研磨を行うと時計は新品のような輝きを取り戻します。鏡面部分(バックルサイド)やケースとブレス両方に対応することができることも大きな魅力です。

ただし、あまりにも深い傷の場合は、バフ研磨を行っても傷を完全に消すことはできません。また、修理の際は部品を分解してバフが届かない部分については研磨することはできません。

2)ライトポリッシュ

大きな傷ではないけれど、光のあたり加減で傷が目立つことがある場合におすすめの修理方法です。ライトポリッシュはバファーと呼ばれるウール製の布を装着し回転させることで磨きをかけます。
ただし、凹凸ができてしまっているような傷の場合は、ライトポリッシュだけではフォローできません。その場合はヤスリで加工をして、最後にライトポリッシュで磨き上げるという手順になります。料金に関しては、バフ研磨に比べると、半額程度で済みます。

ライトポリッシュとバフ研磨は、傷の状態や、「どこまで修理したいのか」によって方法が違うものだと思ってください。

「時計の傷」を修理する際に注意したいこと

「愛着のある時計だから、自分で修理したい」
「業者に出すと高くなりそうだから、自分で傷を修復したい」

このように考える人もいるのではないでしょうか。「傷」ではなく「汚れ」ならば、自分でもある程度メンテナンスすることができます。セーム革や歯ブラシで汚れを掻き出してあげると、時計は驚くほどきれいになるでしょう。現在は専用のクリーニング液も出ていますから、これを利用するのも一つの方法です。
しかし「傷」については別の話。現在は時計技術の専門科を持っている学校もありますし、その中で修理技術を学んだという人ならば、もちろん自分で修理を行うことは可能かもしれません。ただし現実的に、そのような人は非常に少ないでしょう。傷を修理しようとして間違った研磨剤などを選んでしまった場合、さらに傷が悪化することも決して珍しくはありません。特にサファイアガラスなどは磨くのが難しく、知識や道具のない環境で行うと状況が悪化してしまう可能性も高くなります。時計の傷の修復は必ず時計修理専門店に依頼しましょう。

ちなみに、基本的には正規店でも傷を修理する処置を行ってくれます。特に正規店の場合、品質を向上させるようなメンテナンスを行ってくれることもあり、信頼性という意味では非常に高く評価できるでしょう。ただ、正規店の場合はある程度時間が経つと、自社製品でも部品を処分してしまう可能性があります。そのため、「昔から長く使っている時計に不具合があった」という場合、修理不可能になってしまうこともあるのです。
このリスクは修理店も抱えている問題ではありますが、修理店の場合、メーカー側はすでに処分した部品でも所有していることがあります。そのため、まずは相談してみることが大切です。

信頼性の面では非常に信頼のおける正規店ですが、最も大きなネックとなるのは「期間」ではないでしょうか。一般的に正規店では修理にかかる時間が非常に長く、場合によっては半年ほどかかることもあります。しかし修理の専門店では、同じ状態でも1カ月程度で直せることが少なくありません。そのため、忙しい人や早く手元に戻したい人には、時計修理専門店にて修理をお願いした方がよいでしょう。

時計修理店はちょっとの傷も対応してくれる?効果的な見積もりの出し方

ちょっとした傷で見積もり依頼をしても大丈夫?時計を修理に出す基準

傷が小さいものだと、「お金を払って修理するほどのものなのか」「小傷なのに修理に出して、むしろ失礼なのではないか」などと迷ってしまうかもしれません。
しかし大切な時計の傷は、どんなに小さくても気になるもの。また、もちろん見積もり額を見た時にちゅうちょしてしまうこともあるでしょう。そんな場合でも、まずは専門店に持ち込んでみてください。
また、「今はまだ修復に迷う」という場合でも、無理に自分で修復しないようにしてください。自分で傷を直そうとすると、状態が悪化してしまう可能性が高くなります。「修復のタイミング」が来た時に滞りなく修理できるように、新しい傷をつけかねない自己修理は避けるべきといえるでしょう。

現在は、無料で修理の見積もりを出す時計修理店もたくさんありますので、悩んだら一度そのようなお店に持ち込み、現在の時計の状態を把握してみてください。専門家の目は傷の状態を的確に見抜き、適正な見積もりをはじき出すのに役立つはずです。

良い見積もりの出し方はあるの?正確な時計の状態を伝える方法

時計の修復をする前に手に入れたいものは、「見積もり」です。良い店は、適正の見積もりを出してくれるものです。適正な見積もりを出すためには、修理店に時計の状態をしっかり把握させておく必要があります。

最も良い方法は、直接持って行ってその場で時計の現物を見てもらうこと。当然ながら、「現物を見ながらとる見積もり」は最も正確なものであり、間違いがありません。近くに店がなく、直接持っていくことが難しい場合は、宅配での見積もりを行っているお店に頼むことができます。ただし店側も利用者側も気を付けていても、郵便事故・宅配事故の可能性はゼロではありません。
宅配も難しい場合は、写真に撮ってメールで送りましょう。撮影の角度や技術、光加減は問われますが、現在のカメラは驚くほど高性能であるため、ある程度正確な情報を伝えることはできます。口頭(電話など)での伝達には、どうしても主観が入るものです。そのため、食い違いが生じがちなので避けた方がよいでしょう。利用者側にとっては小さな傷にしか見えないためそう申告しても、店側が見たら深い傷だったということはあり得る話。もちろん、その逆のケースもあり得ます。
正しい情報を伝えられないと、店側も正しい見積もりや正確な工期を提案できません。店側も利用者側も「こんなはずではなかった」となるのを避けるために、初期段階で正確に状態を伝えるようにしなければならないのです。

また、分からないことは積極的に修理店に問い合わせて、納得がいくまでコミュニケーションを取ることが大切です。初めて時計を修理するという人はもちろん、これまで何度か依頼をしてきたという人も同様。時計の傷に、同じものは一つとしてありません。不明点があれば、修理を依頼する前に何でも業者に聞くことが重要です。また、要望などがあればそれも合わせて伝えておくとよいでしょう。
この「問い合わせ」は、修理業者の質を図ることにもつながります。知識がない、あるいは誠実さのない業者の場合、問い合わせに対して明確な返答をしたがりません。このような業者にあたったのなら、見積もりの段階で断るようにしましょう。

安心して修理を任せる方法は?大切な時計を預けられる時計修理店の選び方

大切な時計を預けて修理をしてもらうためには、何よりも「信頼のできる業者」を選ぶことが重要です。その選ぶ方についても、事前知識として頭に入れておきましょう。

・正規店や歴史のある業者を選ぶ

正規店は、その時計に最も精通しています。特殊な時計であっても修理することができ、信頼がおけます。修理店に頼む場合は、歴史のある業者を選んでください。もちろん新規店でも技術・対応に優れた業者はありますが、新規店の場合は評判なども出そろっておらず、見極めるのが難しいのが現状です。歴史のある修理店は、その歴史の間で培ってきた技術と知識があるということがはっきりしています。

・引取りサービスや宅配専用ケースのあるものを選ぶ

時計は繊細なものです。自分で業者に持ち込めるのならばいいのですが、それ以外の方法の場合は工夫が必要です。
オメガの場合は指定箇所まで引取りにくるサービスがありますし、ロレックスでは専用の梱包キットを用意しています。修理店でもこのような対応をしているところを選ぶのが賢明です。

・部品調達技術に優れているところを選ぶ

「古い時計だが、どうしても直したい」という場合は、部品調達技術に優れているところを選びましょう。修理を請け負う業者の中には、「部品がなければ自社で作る」というところもあります。また、正規店も必要に応じて新しい部品に切り替えてくれるため、頼りになるでしょう。ただし、あまりにも古い時計の場合は、対応できないこともありますので注意してください。

・「コピー品の修理は受け付けていない」としているところを選ぶ

コピー品の販売は違法です。個人使用の場合は刑罰で裁かれることは原則としてありませんが、誠実な業者であるのなら、コピー品の修理は断るのが普通でしょう。これは業者の信頼性をはかる指針ともなるため、正規品しか取り扱わないという業者を選ぶようにしてください。

・提案力のある業者を選ぶ

「ムーブ交換かオーバーホールか」「パフ研磨かライトポリッシュか」というのは、専門家でなければ判断することが難しい部分です。より適した修理方法を提案してくれる業者は、技術力も安定していることが多く信頼できるでしょう。

大切な時計の修理を任せるのですから、業者選びはとても重要です。見積もりを取ると同時に、しっかりと見極めるようにしてください。弊社(五十君商店)では、熟練した技術を持つ職人が時計修理に対応しています。

時計の傷は専門店に相談を

時計の傷は、研磨などをすることによってある程度修復が可能です。ただ、自分で行うとさらに状態が悪化してしまうことがあるので必ず専門店に依頼してください。小さな傷であっても、誠実な業者であるのならばきちんと見積もりを出してくれるはずです。正確な見積もりのためには写真の提供や、現物の持ち込みもしくは送付がよいでしょう。信頼のできる業者を選び、正しくきれいに時計を直してください。
弊社では、長年にわたり培ってきた信頼と確かな技術を持つ職人が揃っていますので、時計の傷に関して悩んでいる方はぜひお問い合わせください。

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