J12
※当社調べ
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ココの愛称で有名なガブリエル・シャネルが1910年フランス・パリに「シャネル・モード」という帽子の専門店を開いたのがシャネルの始まりです。シャネルの提案するシンプルでエレガントなスタイルはセンセーションを巻き起こし、シャネルは一気にモード界をけん引するトップブランドとなりました。
腕時計の分野に進出したのは1987年、シャネル初の本格腕時計「プルミエール」を発表します。2000年にシャネル初のメンズモデルで、初の本格機械式スポーツウォッチ「J12」を発表、巧みなセラミック使いと、これまでラグジュアリー時計になかったブラックカラーで時計界に革新を起こすと、翌年ホワイトカラーの「J12」を発表しさらに時計界を驚かせました。そして2005年に「J12 トゥールビヨン」、2012年「プルミエール フライング トゥールビヨン」と、複雑機構とデザインを追求した時計を発表します。シャネルの躍進は続き2016年には初の自社製ムーブメント「シャネル キャリバー1 ジャンピングアワー」を搭載したメンズウォッチ「ムッシュー ドゥ シャネル」を発表、ついにマニュファクチュールブランドとなりました。
モード界をけん引してきたシャネルの腕時計への参入は、時計界に一大旋風を巻き起こしました。特に2000年に登場したシャネル初のメンズモデルJ12は時計史に一石を投じます。
それまで高級腕時計の定番色はシルバーかゴールドだった中、ブラックとホワイトという提案は鮮烈で、さらに使用されたセラミック素材と、ベルト・文字盤・ベゼルが全て一色で統一されたシンプルなデザインは、歴史ある高級腕時計の世界の色や素材、デザインへの固定概念を壊したのです。
「シンプルさこそエレガンスの基本」、「黒はオールマイティ。白も同じ。この2色は絶対的な美しさの象徴、見事に完璧な調和」とはココ・シャネルの名言ですが、J12にはまさに彼女の意志が受け継がれているといえます。
ファッションブランドということもあり、シャネルの腕時計はデザインが注目されますが、高精度な自社ムーブメントを搭載するなど、本格的な機械式時計です。トップメゾンであるシャネルは、デザイン性と実用性を誇る本格高級時計ブランドとしても進化を続けています。
J12は2000年に発表されたシャネル初のメンズモデルです。自動巻きムーブメントを搭載したシャネル初の機械式腕時計で、これまで高級時計に使われてこなかったセラミック素材をケースとブレスに使った革新的なモデルです。名前はヨットレースの最高峰アメリカズカップにかつてあったカテゴリー“クラスJ”に由来します。そのためねじ込み式リューズ、200m防水の仕様などダイバーズ要素も持ち合わせています。
プルミエールは1987年に誕生したシャネル初の腕時計です。パリのヴァンドーム広場からインスパイアされた八角形のケースと、数字のないシンプルな文字盤が特徴的なエレガントなデザインです。ストラップはチェーンの他に、革にチェーンを巻き付けたもの、ケースをダイアモンドで縁取ったラグジュアリーなモデルも展開しています。
ボーイフレンドは2015年に発表されました。シャネルの香水 N°5のボトルストッパーと、ヴァンドーム広場をモチーフとした八角形ケース、洗練されたミニマルなデザインが特徴です。モデル名のとおり男性的な印象で、同じ八角形ケースを用いたプルミエールと比べると、デザインは直線的でサイズはやや大ぶりです。男性的なスタイルを通して女性の魅力を引き出すことを得意としていたココ・シャネルへのオマージュとなっています。
コードココは1955年に発売されたシャネルのアイコンであるハンドバッグ「2.55」からインスピレーションを得て2017年に発表されました。ステンレススチールのストラップにはキルティングモチーフが取り入れられ、文字盤にはバッグと同じターンロック式クラスブが配され実際に開閉が可能となっています。遊び心のあるブレスレットようなデザインと、時計の実用性を両立したモデルです。
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